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教育と保育
教育・保育の基本方針
幼児教育は目先の結果のみを期待しているのではなく、生涯にわたる学習の基礎を培うことを重視しています。
本園は長きに渡り実施してきた幼稚園の教育方針や環境を大切にしながらも、2歳以下の子ども達が身近な人に親しみや安心感をもち、関わることを楽しみながらのびのびと生活する豊かさに出会える場となるよう努力いたします。
また、職員は豊かな愛情を持って資質の向上に努め、子どもと園と保護者の信頼の下、地域に開かれた施設として、子育ての支援と地域に根差した子ども達の健全育成を目指します。
保育の目標

- ひとりでできた喜びを通して、基本的生活習慣と自立する力を培い、健康な心と体を育てる。
- 様々な人とのかかわりの中で、信頼と思いやる気持ちを育てる。
- 経験した事や考えた事を言葉で表現し、相手の話を聞く力を育てる。
- 周囲の様々な環境に好奇心や探求心を持って関わり、豊かな感性と思考力を育てる。
給食について
モンテッソーリ教育について
幼児期にこそ大切な「日常生活の練習」と「感覚教育」
生まれてから幼児期まで、運動器官も感覚器官も飛躍的な成長・発達をとげます。そして、この時期は感覚器官と運動器官を使って、脳の思考回路を完成させる大切な時でもあります。

体と五感を使ってたくさんの経験を通して、いろいろな事を感じ、知性の土台となるゆるぎない力を子ども達自身が身に付けていきます。

大人から見ると、子どもの行動やこだわりは謎だらけ。
でもそれらは、からだやこころの成長に関係していることです。0~6歳には様々な発達段階があって子どもはそのときどきに必要な課題に取り組んでいます。「ひとりでできた」というよろこびの機会をたくさん作ってあげたいですね。
日常生活の練習
身の回りの事が自分でできるようになることは、子どもにとって大きな喜びです。

自然に3本の指で針を持つことができるようになります。
両手の指先をなめらかに動かせるようになります。
鉛筆の正しい持ち方につながります。

糸かけ
台紙の溝に沿って規則的に糸をかけていきます。やわらかく動く手首をつくり、完成させる集中力が身につきます。
感覚
幼児期には視角、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の5つの感覚がとても敏感になる時期があります。教具はそれぞれの感覚を際立たせ印象づけます。

色の識別をします。
色の対比、組み合わせ、明度の違いに気づき、美しさを感じるようになります。

ひみつ袋
2人で行うお仕事です。触ってそれが何かわかる感覚を磨きます。袋の中は覗かないお約束です。
数
自分の年齢が数えられるようになった頃から、興味を持つ「数」の世界。物事の順序を理解していきます。

0~9までの量と数詞と数字の関係の理解の完成を目指します。

0の概念を理解します。
言語
「書く」「読む」ができるようになると、子どもの世界は広がります。いきなり書いたり読んだりするのではなく言葉を知ることから始まります。

音と文字の結びつきの強化を目指します。
単語の理解や、読むことへの準備をします。

文字を追うことなく、文を読むことが自然とできるようになります。
文化
自分の身の回りや、地球、時、生命、美術、音楽に関心を広げ、豊かな人間性を培います。

視覚と触覚で地球の様子を知ります。

世界中の大陸や海洋・国の名前や、日本の中に県と地方があることを知ります。